空っぽな殻の中から

お酒とラジオとガチャガチャが好きなおじさんの独り言

あんみん蒸気

家に帰ってダラダラして、少し本を読んで。

何も浮かんでこないけれどパソコンでTシャツ作ろうかと思った矢先。

 

電話がかかってきた。しかも知らない番号。

21時前という絶妙に微妙な時間。

間違い電話か何かだろうと思い、とりあえず出てみる。

 

関東にいる、会社の部下からだった。

 個人の携帯の番号は知らなかった。

 

良い奴なのだが話が長い。お酒が入るとマジで長い。

電話越しにカラカラと氷の音が聞こえるし時間的にも飲んでるやろなぁ。

って、思いながら話を聞いた。

(こっちはまだ飲み始めた所なんやけどなぁ…)

 

仕事の事と家庭の事とコロナの事と、1時間以上話を聞いて。

少し説教したら凹んでるし。言い方が悪かったのか、と考えつつ説教から助言に変えて。最終的に励ます。

 

 

部下

『こんなにしっかりと長い時間話したのは初めてです。』

 

なんて言いやがったからイラっとして、

 

かたつむり

『コロナ前に出張とかでご飯に行ったら、お前に5~6時間つかまるのはザラやったやんけ。』

 

部下

『そんな前の事は覚えていません。』

 

かたつむり

『まてまてまてまて。まぁええわ。トイレ行きたいし切るで。』

 

部下

『僕もトイレ行くんで切りますね。』

 

 

 

 

電話を切って、トイレに行って。

部屋に戻って、なんともいえない気持ちになり。

色々考えさえられ。パソコンをしまい。

ほっとアイマスクを開け、そっと目を閉じました。

 

もっと気にかけれる余裕と器量を身につけなくては。